防城港観光

防城港は中国の深水良港であり、25の沿海港の一つ、中国西部地区で最も大きい港です。中国海岸線の西南端に位置しています。中国西南部に背中を向け、東南アジアに向かい合い、地理的な優勢を占めて西南各省から東南アジアひいては世界各地への最も便利な海の通路となっています。ベトナムとの国境貿易、経済技術協力を行う同時に我が国の商品は東南アジアに陸路で便利に輸出します。これらの独特な地理的な優勢を持つ防城港は中国西南部対外開放と経済発展のバターンに重要な戦略地位を占めています。

港口区、防城区、上思県と東興市を管轄し、総面積は6173平方キロあります。漢民族、チワン族、ヤオ族、京族など21の民族が居住しています。総人口93.25万人(2012年)です。

緯度の低い地区に位置し、海洋と十万大山脈の共同影響で雨量が豊富で、年間平均降水量は2362.6ミリに達します。雨が一番多い時期は6月―9月、年間降水量の71%を占めています。亜熱帯海洋モンスーン気候に属し、年間平均気温は22.5℃、七月が一番熱く、最高気温は36.5℃に対して、一月が一番寒く、最低気温は2.8℃です。

亜熱帯モンスーン気候区に属雨量が豊富で、日照が十分で、気温が温和で亜熱帯農林作物の成長に適しています。森林被覆率は58.7%に達しています。「中国の肉桂と八角の里」と呼ばれ、市花である金花茶は「茶族皇後」、植物界の「パンダ」と称されています。

陸路と海路が便利で防城港は世界180か国と地区と貿易の往来があります。南寧ー防城港高速道路は港まで直行し、海に出る道路と連なる同時に全国の道路と繋がっています。「珠江デルタ」、「長江デルタ」、環渤海湾などの経済圏への国内航路が開設され、70か国と地区の220の港と通航しています。海運ネットワークは世界をカバーしています。コンテナー航路は東南アジア、東北亜、中東、ヨーロッパ、アメリカ州西、アメリカ州東、マカオ、香港などの直行便と乗継便航路及び防城港⇔蛇口/赤湾⇔世界各地のコンテナー公共快速航路を開設しています。

広西チワン族自治区沿海都市の間の高速鉄道即ち南欽鉄道、欽北鉄道、欽防鉄道はそれぞれ2008年12月11日、2009年5月10日に着工しました。総延長は262キロにわわたり、列車の時速が250キロに達する国家級複線電気鉄道が建設され、全線の工事は2012年末に完成する予想です。その際、北部湾4つの都市は一時間経済圏に入るということです。

有名な観光地は十万大山国家森林公園、金滩、江山半島、那良古街、劉永福那良旧居、林俊廷那良旧居などが挙げられます。

防城港観光スポット