昆明観光スポット

昆明の観光スポットについては、次の紹介をご覧ください。人気の観光スポットやカテゴリー別観光スポットで昆明の魅力を存分にお届けいたします。

自然景観

石林風景名勝区

石林風景区の平均海抜は1750mで、昆明市から東南に約120㎞の石林イー族自治県に位置します。2007年に貴州省茘波、重慶市武隆と並び「中国南方カルスト地」として世界遺産に登録された石柱群が広がっています。 約2億7千万年前、石林周辺は海底にあり、太古の海洋生物の遺骸が堆積したことにより、分厚い石灰岩層を作られました。その後、ヒマラヤ山脈の造山活動による地殻変動で石灰岩層が隆起して陸地となり、数千万年に及ぶ風雨によって現在の石峰、石柱、石筍、石壁など奇観が作り出されました。地上から聳え立つ奇岩を遠くから眺めると森林のように見えることから、「石林」と名付けられ...

田園景観

元陽棚田

元陽県は昆明から300km離れ、雲南省南部の紅河ハニ族イ族自治州に位置し、主にハニ族、イ族、タイ族などの少数民族がこの地で代々生活しています。そして、県内に広がる見事な棚田群はハニ族が1200年前からつくり上げてきたもので、「世界の奇跡」と言われ、見る人を感動させる壮観な風景は「雲の梯子」とも称され、国内問わず多くのカメラマンに人気の観光地となっています。また、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定されており、現在、ユネスコ世界遺産へも登録申請中です。 元陽棚田は最大傾斜75°の山の斜面につくられ、標高800~1800m間に分布し、総面積は12万ヘクタールを越えます。その棚田の...

宗教・信仰・寺

円通寺

 円通寺は岩が折り重なって見えることから螺峰山ともよばれる円通山の麓にあり、昆明の最古の仏教寺院として1200年の歴史を持っています。雲南省仏教教会と昆明市仏教教会は円通寺の敷地内にあります。  唐の永泰元年(765年)ごろ、当時の南詔国で滇池の北部を中心に多くの仏教寺院が建てられました。円通寺はその中の一つで、もとは「補陀羅寺?(梵語Potalakaの音訳)と呼ばれ、観音を祭る寺院とされていました。そして、元の大徳五年(1301年)から20年かけて再建されたあと、「円通寺」と改称されました。その後も何度かの増築、補修され、現在の規模にいたりました。  円通寺の山門をくぐると「円通...

博物館・美術館

雲南民族博物館

 雲南民族博物館は1995年に開館し、雲南民族村の正門と道路を挟んで向かい側に位置します。博物館は回廊式二階建ての建物で、敷地面積が13万㎡、建築面積が6万㎡を誇り、所蔵品の総数は12万点を超えています。また、16の展示室のほかに、視聴設備の整った講堂や会議室、接待室なども設けられ、中国で最大規模の民族博物館となっています。また、館内の常設展示室は『雲南服飾と制作工芸』、『民族文字古籍』、『民族民間面具』、『民族民間陶芸』、『民間瓦当』、『伝統生産生活技術』、『民族民間美術』、『民族楽器』など8つのテーマで分けられており、古籍、服飾、楽器、生活用具、労働用具など雲南省に暮らす少数民族の歴史や文...

公園・庭園、動植物園、アミューズメントパーク

雲南民族村

 雲南民族村は雲南省に住む25の少数民族の生活と文化を紹介しているテーマパークで1992年に開園しました。滇池の北岸に位置し、市内からは約8㎞離れています。民族村から対岸にある西山森林公園の山頂までは滇池を跨いでロープウェーが往来し、村の入口の西側にはボート乗り場があり、大観公園行きのスピートボートが運航しています。120ヘクタールの敷地内には各民族の特徴ある民居や宗教建築など再現され、農具、生活用具、民具などが展示され、村にはそれぞれ広場やステージがあり、それぞれの民族が民族衣装を身にまとい、歌と舞踊で出迎えてくれます。園内のレストランや屋台では民族料理を味わうこともでき、工芸品を販売するお...

岩石・洞窟

西山龍門石窟

西山龍門石窟は滇池の西岸にあり、滇池に面した断崖絶壁に開削された雲南省最大規模の道教石窟群です。「奇、絶、険、幽」を特色とする龍門石窟は西山森林公園の主要観光スポットとであり、「昆明に到りて西山に到らざれば未だ昆明にあらず。西山に到りて龍門に登らざれば未だ西山にあらず」と言われています。龍門石窟は三清閣から達天閣まで全長66.5mで、旧石宝、螺旋道、慈雲洞、雲華洞、達天閣からなっています。 旧石宝 旧石宝は「鳳凰岩」とも称され、明の時代(1522年)から15年かけて道士?張錬が岩を削って作ったものです。石室は幅3.14m、高さ2.7m、奥行き2.27mで、上下二つの石室が造られ、...

建造物

金馬碧鶏坊

金馬碧鶏坊は明の宣徳時代に創建され、400年近い歴史がある。それは昆明伝統の中心線南端の金碧路と市街の交差点に位置し、高さは12メートル、幅は18メートルで、彫刻の絵棟があります。東坊は金馬山に隣接し、金馬坊と命名されました。西坊は碧鶏山によって、碧鶏坊と名づけられました。数十メートルの距離にあり、壮大で美しいのです。 ここは昆明の中心であり、商業地区でもあり、三市街、南屏街と正義路は若者がここに集まり楽しむ場所です。特に金馬碧鶏坊と隣接する他の街も特色があります。

橋梁、河川・滝・湖沼

九龍瀑布

羅平県は昆明市から東に230㎞離れた雲南省最東端に位置し、ちょうど雲南、貴州、広西の3省の境界に位置します。その名を「菜の花の里」と言われる羅平県は瀑布王国でもあり、県内にある九龍瀑布は4kmの間に10段の滝が連なる壮大な景観を持ち、中国六大名滝の一つに数えられ、その中でも最も美しい瀑布といわれています。 九龍瀑布はかつて地元のブイ族に「大畳水」と名付けられ、羅平県の北約20kmの以堵勒村に位置し、羅平の母なる河と称される九龍河の上流となっています。独特の地質構造と水の浸食によってできた九龍瀑布は4kmの間に大小さまざまな滝が10段にわたり作り出され、その間には淵と浅瀬が交互に並び、「雄 険...

民俗郷土景観

元陽棚田

元陽県は昆明から300km離れ、雲南省南部の紅河ハニ族イ族自治州に位置し、主にハニ族、イ族、タイ族などの少数民族がこの地で代々生活しています。そして、県内に広がる見事な棚田群はハニ族が1200年前からつくり上げてきたもので、「世界の奇跡」と言われ、見る人を感動させる壮観な風景は「雲の梯子」とも称され、国内問わず多くのカメラマンに人気の観光地となっています。また、国連食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定されており、現在、ユネスコ世界遺産へも登録申請中です。 元陽棚田は最大傾斜75°の山の斜面につくられ、標高800~1800m間に分布し、総面積は12万ヘクタールを越えます。その棚田の...