黄果樹風景名勝区

   黄果樹風景名勝区は貴陽の約128km南西にあり、安順市から45km離れた自然風景観光地です。アジア最大の滝として有名な黄果樹瀑布や、奇岩で有名な天星橋風景区をはじめ、いくつかの見所から成っています。黄果樹瀑布は高さ77.8m、幅101.0mもあり、裏側を歩くこともできます。洞窟内を船で見学できる龍宮風景区はこちらから30kmほど離れた東側に位置します。


  黄果樹風景名勝区は最も大きい瀑布群としてギネス世界記録に入り、中国第一期国家重点風景名勝地と4A級風景名勝地に名を並んでいます。1999年11月に、全国教育基地に認定されました。


  黄果樹瀑布はカルスト地貌の浸蝕系瀑布に属し、アジアで最も大きい瀑布で、黄果樹瀑布群の中で最もスケールが大きい世界的有名な滝です。高さ77.8m、幅101mを持ち、メイン滝は高さが67m、幅が83.3mあります。世界で唯一の前後左右上下から観賞できる滝なのです。17メートルの高さを持っている巨大な崖から滝の水が犀牛灘に飛んできて、その水の音の大きさ、滝のスケールの巨大さに思わず感心するものです。黄果樹瀑布を鑑賞するのにおよそ4時間かかり、6~10月が最も観光に相応しいい時期だそうです。


  天星橋風景区は黄果樹瀑布の下流のおよそ6キロの所に位置し、天星盆観光地、天星洞観光地、水上石林区といった3つの観光地によってできています。天星橋風景区は石筍が多く、植物がたくさんあり、山、水、林、洞を一体にしている自然観光地です。観光するのにおよそ2時間かかります。