敦煌オプショナルツアー

敦煌は、甘粛省河西走廊の最西端にあるシルクロードのオアシス都市です。タリム盆地、ツァイダム盆地、タクラマカン砂漠や祁連山脈に囲まれた青蔵高原の北縁に位置します。古くからシルクロードの重要な都市として、中国と西域の出入り口の役割を果たしていました。総面積が31200平方キロメートルで、総人口が18.75万(2012年)あります。敦煌の気候は、温帯大陸性気候に属し、年間の平均気温が9.4 ℃で、年間平均降水量は39.9ミリしかありません。 

紀元前には月氏や匈奴に支配され、前漢代には西域への軍事拠点としての西涼、北魏では河西四郡のひとつ沙州として栄えました。西北約80kmの所に昔の関所「玉門関」があり、南西約70kmの所に「陽関」があります。

今から約100年前、敦煌莫高窟で蔵経洞が発見されました。4世紀から11世紀の仏教経典、古文書、刺繍、絹絵、楽器・仏具などの文化財はおよそ5万点も出土し、20世紀における文化史上最大の発見のひとつとして注目を浴びました。砂漠の大画廊莫高窟は、1987年に世界遺産に登録され、世界各国から、年間数万人の観光客が訪れる人気観光地です。

主な見どころは莫高窟、楡林窟、鳴沙山、月牙泉、陽関、玉門関などが挙げられます。