百色観光

百色市は広西チワン族自治区の西部にあり、総面積は3.6252万平方キロ、市街地の面積は36平方キロにわたり、12の県、13の郷と鎮を管轄しています。雲貴高原から南嶺丘陵へ移行する地帯、珠江流域の西江水系に属する右江の上流、東経106°07′-106°56′北緯106°07′-106°56′に位置しています。西部は雲南省、北部は貴州省、東部は南寧、南部はベトナムに隣接し、境界線は365キロぐらいあります。

百色市の人口は382.63万人(2012年)、チワン族、ヤオ族、苗族、回族、イ族、コーラオ族などの少数民族が居住しています。チワン族が一番多い、総人口の80%を占め,ヤオ族、苗族、回族、イ族、コーラオ族はわずか総人口の6%を占めています。

百色市は亜熱帯モンスーン気候に属し、年間平均気温は19℃~22℃,一番寒い1月の平均気温は13.3℃、一番熱い7月の平均気温は28.6℃です。 年間平均降水量は1115ミリぐらいです。夏は熱くなく冬は寒く、夏が長く冬は短いです。日照量、熱量、降水量が豊富な所です。

地形の影響のために、百色市の気候は非常に異なると言われています。百色市は山に囲まれた小さい盆地で夏は蒸し暑く「小武漢」と呼ばれています。しかし百色市のしたにある楽業県は夏の昼間は熱くなく夜は涼しくてエアコンが付かなくてもいいです。快適な気候を持つ理想的な観光地と避暑地となっています。楽業県は百色地区の唯一の雪が降る所で「小東北」と呼ばれています。

自然資源に富んでいる町であり、土山の面積は3500余万ムー(1ムーは6.67アール)、森林面積2728余万ムー、森林被覆率は53.48%に達しています。およそ500種類の動物と植物資源を持ち、「特産物貯蔵庫」と「自然の漢方薬貯蔵庫」と称されています。鉱物を多く貯蔵し、既に見つかったのは47種類、開発と利用できるのは24種類あります。その中にボーキサイト、銅、水晶、亜炭などの埋蔵量は広西チワン族自治区で最も多いです。埋蔵金が豊富で中国二番目の金デルタとなっています。大型国有企業である平果アルミニウム企業は中国九つ有色金属生産基地の一つです。

百色市の特産は靖西サンザシ、徳保八角、ういきょう、凌雲白毫茶、田陽マンゴ、田東香米、田東ごま油、田林シイタケなどがあります。靖西旧州の手作りの繍球が広く知られています。徳保のポニーが中国で有名です。

百色市には百色蜂起記念館、通霊大峡谷、楽業ドリーネ群などの有名な観光地が挙げられます。