塔里木胡楊保護区

 塔里木胡楊国家級保護区は新彊巴音郭楞モンゴル自治州尉犁県と輸台県境界内に位置しています。1984年に創立され、2006年に国家級自然保護区になっています。現在、塔里木胡楊国家級保護区は世界中原始ポプラの一番集中且つ完備しており、一番代表性があるところです。主要な保護対象は河岸コヨウ生態系統と珍しい動物資源です。

 

生物資源

 塔里木盆地は現在保存するコヨウは20万平方キロで、木材蓄積量は約460万立方メートルで、今世界中にコヨウの集中分布地区です。塔里木コヨウ国家級保護区は重要な科学研究、経済、文化価値を持つ珍しい野生動植物がたくさんあります。ニクショウヨウは国家二級保護植物、《瀕危野生動植物種国際貿易公約》に入れられます。ナベコウ、カタシロワシ、野駱駝など国家一級保護動物8種とハクチョウ、鳶、オオタカなど国家二級保護動物26種です。塔里木コヨウ国家級保護区は典型的な河流湿地で、鳥類の繁殖地、移転休憩地です。鳥類を始めた野生動物の生存、繁殖に対しとても重要な作用を持っています。

 

 コヨウは砂漠の中に唯一の高木種類で、新彊古くて珍しい樹種の一つです。新彊の庫車県と甘粛の敦煌で第三紀古新世地層中部にコヨウの化石を現れます。今まで6500万年の歴史を持っています。ウイグル語ではコヨウの発音は「トケラケ」で、一番奇麗な樹という意味です。すごい砂を防ぎ、乾燥を抵抗できる能力を持って、頑強に砂漠の中に生存、繁殖していますので、「砂漠英雄樹」と褒められました。コヨウ巨大な生命力は「三つの千年」と言われます。つまり、生きているなら千年不死、死後千年倒れない、倒れた千年後朽ちないという意味です。今、柴達木盆地、河西走廊、内モンゴル阿拉善など少数のコヨウが見られますが、全国の90%のコヨウは新彊南部のタリム盆地に集中しています。

 

旅行資源

 タリム油田の開発と砂漠自動車道路を開通したことと伴い、古城、油田、コヨウ、タリム河と砂漠より構成したタリム砂漠コヨウ風景区は近年来、数多くの観光客を引き付けました。

 

1、油田 

 1995年9月にタクラマカン砂漠を貫通した長さは522キロ、世界に一番長い砂漠自動車道路を建設しました。中国有名な輸南油田は道路の起点輸台県に位置しています。国家重点工程「西気東輸」は輸南鎮を起点としてタリム盆地の天然ガムを7つ省を経由して上海まで輸送します。いま輸南油田は全国及び世界に目を付けられました。

2、コヨウ 

 風景区の中部はタリムコヨウ林公園で、2004年に建設されました。面積は100平方キロで、南はコヨウ林自然保護区です。遊覧区内の各観光地は17キロの遊覧道路と長さは13キロのトロッコより繋がっています。公園にはお客様服務区、観光遊覧区と娯楽区を構成されています。毎年数多くの観光客を接待します。

3、タリム河 

 タリム河は中国の一番長い内陸河、野生の馬と言われています。全長は1321キロで、中に85キロを輸台県を経由します。タリム河大橋の全長は605メートル、古代シルクの道に沿ってタクラマカン砂漠へ通じる橋です。タリム河の上流と中流の境目です。

4、砂漠 

 南部のタクラマカン砂漠は世界第二大砂漠で、総面積は33.76万平方キロです。巴音郭楞モンゴル自治州境界内には13万平方キロがあります。流動砂丘を始め、高さは300メートルの砂丘もあります。

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