羅布泊

　羅布泊は新彊ウイグル族自治区若?県東北部にあり、海抜が780メートルで、塔里木盆地の一番低いところに位置しています。古代の名前は塩澤、?澤などです。モンゴル語で羅布泊は数多くの水が注入した湖の意味です。昔、塔里木河、孔雀河、車尓臣河などはここに注入して、巨大な湖になって、羅布泊と名付けられました。

　羅布泊は中国二番目の内陸湖として存在したことがあります。20世紀中後期に塔里木河両岸の人口が増えることに伴い、水の必要も増えていて、盲目に耕地を拡大して水が必要し、盲目にダムを建築して水を差し止めて、盲目に堰を堀って水を引いて、盲目に揚水ポンプを建てて水を吸い上げてしまいましたので（略称は四つの盲目）、羅布泊の主な水源塔里木河の水量が減り、周辺地区は厳重に砂漠化になりました。1942年に湖水面積は3000立方メートル、1962年は660立方メートルになり、1970年以後は涸れてしまいました。現在は果てしなく広がっているゴビ砂漠になって、夏の最高気温は71度に達して、一本の木もなく、一匹鳥もいなく、「死亡の海」と言われています。