桂林の田舎で見たすばらしい祠ー秦氏宗祠
2011年11月25日中国観光ガイド
桂林太平村で昔からの祠を見ました。具体の年代はわかりませんが、民国時代のものらしいです。狭い路地から玄関の全景は取れなかったんです。玄関に「秦氏宗祠」の字が書かれてることから、この村の人の名前はほとんど「秦」だと分りました。たぶんこの村の人の祖先は昔北方から引っ越してきたかも知れません。漢民族の宗祠はトン族の鼓楼と同じ所で祭りや行事の時、村人が集合するところです。
中に入ると、素晴らしい昔ままの木造の舞台が目の前に現れてきました。舞台の両側に「桟敷」があります。クラスの高い舞台です。舞台に人物や花と鳥などの木彫りがついて、地方の特色があります。文革大革命の時、このような文物はほとんど毀されました。このように完璧に保存された立派な舞台は珍しいです。このまま放っている状態で、いつかは壊れてしまうと惜しいことですね。
舞台の向かいにもう一つの台があります。会場の真ん中は露天になっています。
生き生きしている木彫りの子鳥。
祠の外壁に毛沢東の語録がまだ残っています。
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作者:( 「ふれあい中国」)
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