春節には桂林の市民はどんな花で家を飾りますか

2012年01月20日桂林の生活

明日は「大寒」の節気になり、中国の一番盛大な祭りの春節まではあと三日間です。全国のたくさんの「農民工」の労働者たちは厳寒を凌いで、いろんな交通手段で故郷への帰り道を急いでいます。桂林の市民も今春節向きの準備で忙しいです。鶏、家鴨、魚、肉など春節向きの食材はもちろん、春聯(春節に家の門の両側に春対連)、年画(春節に家の中で飾る絵)も買っておかなければなりません。その外、桂林の人は祭りのムードを盛り上げるために家に色々な花を飾る習慣があります。でも、一体どんな花を買うのでしょうか。要するに赤、ピンク、黄色などの目出度い色の花とか、或いは縁起のいい名前の花などを買います。今朝、桂林の東環路にある「花鳥市場」へ花と魚を買いに行ってきました。たくさんのきれいな花を売っています。今、そこへご案内します。
 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       桂林市の東環路にある「花鳥市場」です。花と鳥のほか魚、犬、猫などのペットや、骨董品、工芸品、古本、家電、お茶、日常生活品などをいろいろ売っています。毎日オープンしていますが、土日にはお客さんが多いです。値段は割合安いです。
   
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

  厳しく言えばここで売っているものは花ではありません。色とりどりに染められ「銀柳」です。そのまま水に浸かって、春になると蕾が穂の様に成長し、一番早く芽生えることで事業や商売などが最も早く発展し、銀子(お金)を儲かることを願います。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 百合の花は奇麗で、そして、一家団欒とかすべての事が合致するという縁起があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


目出度い赤い提灯で飾られた海棠と「鴻運当頭」(好運が臨んで来る意味)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
これからの一年に金色の果実が一杯実ることを願うことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
金色の「佛手瓜」は仏様が手を貸してくれることを願う縁起があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


赤い「紅双喜」、チューリップ、水仙はそれぞれ好運と財との縁起があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


牡丹は昔から「花開富貴」という言い方があります。

 

 

 

 

 

 
 




 

 

 

 

この花の名前は「仙客来」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 赤くて、満丸い大根はたぶん円満の意味が入っているでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     「胡蝶蘭」は「幸福」のシンボルです。「仙人球」(サボテン)の発音は「仙人様に頼む」との意味の発音とは同じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「風信子」(ヒヤシンス)はまた錦百合と言い、万事合致との縁起があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



この花はいい名前を持っています。「大団円」と言い、ハッピエンドの意です。

 

訪問者(1203)

コメント(2)

作者:( 「ふれあい中国」)

お客様からのコメント

1imai2012/01/20 22:13返信

仙客来ですか、日本ではシクラメンと言いますね! お客さんが多く来ると読めますね 日本でも、年末に花を買い求める事がありますから 同じですね。  赤い大根ですか、中国の人が好きな赤色ですから 人気もあるでしょうね。  金柑もお金が溜まるんでしょうね、とても良い感覚ですね。  中国も、物価が上がり、不動産価格が上がり過ぎて、富裕層は良くても、庶民の賃金が追いついて行かない現状で、庶民の不満も出て来るでしょうね。

  • 2012/01/22 00:00

    今井さん、中国では、二十三日には龍の年を迎えてきます。龍の年に万事がスムーズに行けますようにお祈りします。兔年にはいろいろお世話になりました。龍の年にもよろしくお願いします。

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