桂林市「翊武路」にある花の朝市場のご案内
2012年02月03日桂林の生活
桂林 小雨後曇り 4~7℃
桂林は相変わらず寒い天気が続いています。朝、水道の水で顔を洗って、とても冷たいです。春節の時花鳥市場で買ったヒヤシンスは咲き誇っています.。
さて、今日は桂林「翊武路」にある花の朝市場へご案内します。桂林には野菜、肉などの朝市場はよくありますが、花の朝市場はここ一か所だけです。花の朝市場は大体六時から九時までで、規模はそれほど大きくありません。花を買う人は主に桂林市の花屋さんの経営者ですが、家の飾りで買う人もいます。花の値段は普通の市民にとって、やや高いです。カーネーションは一束で10元、コスモスは一束12元です。他に色々な花がありますが値段は大体同じぐらいです。高いのもあります。チューリップは一束で40元、金色の百合は一束で100元ぐらいかかります。バラは種類によって、値段が十元から百元までいろいろあります。花より団子。貧乏な時代には中国人は花を買う人はほとんどいませんでした。お見舞いの時は花でなく、缶詰とか、果物をよく持っていきました。生活のレベルが高くなることによって、花を買う市民は増えてきました。特に春節、母の日とバレンタインデーなど日には花がよく売れて、値段も上がる次第です。
「風信子」でいい名前ですね。高潔に見え、私の好きな花です。
朝早く花市場に来た人々。
値段の交渉はちょっとできます。
これは「銀柳」と言います。原色は白色ですが、よく売れるように赤、ピンク、黄などの色に染められています。
訪問者(965)
コメント(2)
作者:( 「ふれあい中国」)
前の文:春節後の桂林市内の江灕江の景色
翊武路に、こんな花卉市場があること知りませんでした。古南門から桂林档案所前を通り、医学院までの翊武路を幾度と無く散歩していましたが気が付きませんでした。花を愛でる心の余裕があれば、すぐ気に付くのですがね。桂湖を左に見て、遠くの西山公園、麗澤橋の上からの眺望ばかり気にして歩いていましたので全く気が付かなかったのかと思います。花を買い求める人々は年配者が多いように見受けられますが、若者には、花の持つ気分転換、安らぎ、安寧、風格、香りなどの特徴が、身近に感じられないのでしょうか?。いや、そんな時間がないのかもしれませんね。路歩く若者は携帯、アイポンで一心不乱に友人・恋人とお話が夢中で。日本も同じです。電車、バスの中、待合どこもかしこも、携帯片手に翳しておしゃべりに夢中な若者の姿が見受けられます。下次に桂林を訪れるときは大きな百合の花でも抱えて友人宅を訪問いたしませう。真冬に鮮やかな花が、所狭しと並べて有るのは、雲南、南寧、北海が近いからでしょうかね。南に300kmも走れば20度近い温暖な土地がある広西ですものねー。
先生、こんにちは。先生は、「榕湖」辺りに詳しいですが、翊武路にある花卉市場に気が付いていなかったことはちょっと意外ですね。でも、朝の6時~9時の間でなければ見えません。若い人は朝早く起きられません。先生の仰ったとおりに花をもつ安らぎ、気分転換、幸せなどが感じられていないこともあります。また彼らにとって値段が高いかもしれません。それで、若者の姿は見えません。でもあと一週間経つと、若者はよく花を買いますよ。百合は中国語は百合(和)になり、百のことがぴったり合うとか、叶うとかの縁起があるので、高く売られます。桂林の花卉はほとんど昆明から輸入してきたんです。