「姜太公釣魚台」の見物ー中国のシルクロード10日間の旅(三)
2012年08月07日中国観光ガイド
入場料は一人で50元でした。高いは少し高かったですが、でも「 姜太公釣魚、願者上釣」(相手は何も強制なことはしなかったが、自分が喜んで騙された。あるいは騙されても自分が悪かったという意味です。)の通りで、仕方はないです。
漢白玉で作った 姜太公は右手に「打神鞭」と、左手に本をもっています。後ろの建物は「姜太公廟」です。
「伐魚河」の谷では空気も景色もいい所です。
周文王が自分の参謀になるように姜太公にお礼をしています。
「姜太公釣魚台」は広さが2メートル、長さが2.5メートルあります。石の上に凹んだ跡が二箇所あり、跪いて魚釣りをしていた姜太公が残された膝後だそうです。宋の時代の詩人蘇東坡はそれについて「安知渭上叟、双跡留双骭」と言う詩を書いたことがあります。姜太公は三つの変わった魚の釣り方があります。一つは釣り針は曲がらずに棒のようなまっすぐな形です。二つは餌が要らないことです。三つは釣り針は水面から三尺離れた所にぶら下がることです。でも、妙な子どですが、姜太公は「姜尚が釣っているから、釣られたいものが来て下さい」と呟くなら魚がどんどん釣れたそうです。ある日、おかしい釣りぶりをしていた姜太公を見た樵夫が「このまますると死夢魔でも魚が一匹も釣れないよ」と皮肉しました。姜太公は「あなたはうわべのことしかわからないよ。私は普通の凡人のように釣りたくないです。それに、釣りたいのは魚ではなく、「王」と「侯」が釣れたいのです。」と答えました。
「願者上釣」(釣られたいものはかかってください)という字が彫られています。
お昼は公園のすぐ近くのレストランで「臊子面」を食べました。臊子面」は宝鶏市岐山県の名物です。結婚式とお葬式、老人の誕生日と赤ちゃんの満月を祝うと伝統な祭りなどの日には地元の人はみんなこれを食べます。普通はスープを飲まないことですが、知らないで飲んでしまいました。鹹かったです。
訪問者(1495)
コメント(2)
作者:( 「ふれあい中国」)
中国では、歴史ある遺跡にお金を投じて観光地化し、本来の趣を奪ってる気がします。また、擬い物のセットのような印象も受けます。中国の観光地が、どこを訪れても同じように感じるのは、近年になって加えられた装飾のせいだと思います。数年前に訪問した観光地を再び訪れ、がっかりして帰ることもありました。何も手を加えずに、ありのままに保存することも選択の一つだと思います。太公望に対するイメージが崩れてしまいました。ぜひ、もう一度訪れたくなるような場所であってほしいです。
「野良猫」さん、コメントありがとうございます。私は「野良猫」さんのご意見と同感ですね。中国の各地では入場料をアップするために必要がないのにわざと手を加えて、元の自然の美しさを壊してしまいました。古い古跡は新しくされるともう古跡ではなくなってしまいました。心が痛い同時にそんな馬鹿なことをした人に憤慨しますね。そう言うわけで、私は自然の風景を見物することが多かったです。