寧遠文廟

2012年11月06日中国観光ガイド

25日の朝、私たちは寧遠県内にある「寧遠文廟」を見物しました。寧遠文廟は北宋の乾徳三年(965年)に建てられました。寧遠文廟は明、清には十何回も繰り返して建てられました。現存の「寧遠文廟」は清の同治12年から光緒8年まで10年ぐらいかかって完成されました。文革の動乱の中にちょっと破壊されましたが、幸い無事にに保存されました。寧遠文廟は規模と年代において、山東省の曲府の孔子廟について中国の二番目の孔子廟です。廟の中には孔子と孟子などの聖人の霊位を供えています.。毎年、大学の入学試験の前に参拝に来る受験生は大勢います。





門に入るとすぐ、学海に例える蓮の池があります.。



櫺星門の上にある獅子(師に例えている)が龍の上にあります..。それによって先生の地位を上げるわけです.。





大成殿の前に高さが5メートルで、全体がひと塊になっている大理石が20本立てられています.。石柱の上の透かし彫りの「蟠龍舞鳳」は「国宝」と称されています.。





龍と鯉の浮き彫りを見て、思わず「鯉魚跳龍門」(鰻登りの出世)の言葉を思い出されました.。





よくご覧ください。木に実っているのはお金です。よく勉強すればお金になるという意です。

浮彫の中に樹、鐘、獣と瓢箪などがあり、それらのものは「よく勉強すれば、福、禄、寿のものが来る」という意味になっています。

この浮彫にはそれぞれ馬、かささぎ、蜂と猿があり、「馬上封侯」(すぐ諸侯に封ずる)という意が入っています。
 
以上は全部よく勉強すれば、出世ができると言うことを励ましています。









孟子と曾子をも供えています。

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作者:( 「ふれあい中国」)

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