お年越し
2019年12月31日桂林の生活
古代から、日本は中国文化の影響を受けて、多くな祝日は中国と似ているところがある。しかし、時が経つにつれてその習慣も変わってきた。明治維新以前、日本人は中国人と同じように春節を過ごしていた。1872年12月3日、日本では新暦が導入され、旧暦は使用されなくなり、歳時のおせちとしての春節は、新暦の元旦と混同された。中国ではまだ旧暦を使っているため、毎年の正月の時期が異なる。日本では新暦が実施され、その新年は毎年1月1日を「正日」と呼ぶ、毎年12月29日——1月3日を全国休日とする。日本人は12月31日を「おおつかいの日」、すなわち大晦日の日と呼んでいる。中国と同じように、この日は大掃除し、家族みんなで一緒に食事をする。日本の紅白歌合戦を見るのに対し、中国人が春節聯歓晩会を見るようにする。また、亲戚の家を訪ねて年始回りし、子供達にもお年玉を用意する。 しかし一部の習慣は異なっている。例えば、昔は日本も中国と同じように、大晦日になると魔よけや縁起担ぎのため門に赤い「春联」を掛ける習慣があっが、今は店舗によって「春联」を貼っているだけで、家庭ではもう春联を見かけなくなった。かつては日本でも爆竹が放たれていたが、現在は違法とされており、「往来妨害罪」、つまり同行妨害罪と呼ばれている。そのため、中国の春節は日本よりもにぎやかだ。 正月の習わしには中日両国の違いはあるが、新年を迎える気持ちは同じだ。
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作者:( 「ふれあい中国」)