清暉園

   清暉園は広東省佛山市順徳区大良鎮清暉路に位置しています。明の時代初めて建てられた嶺南園林の建物であり、総面積はおよそ2.2万平方メートルです。

   清暉園の建築の芸術は高く、水、樹、古い塀、石の山、小橋、回廊などを組合わせ活用し、構造が明晰です。中国の古代建築、庭園、彫刻、詩書、灰彫刻などの芸術を一体に集めています。

   清暉園は船庁、碧渓草堂、澄漪亭、六角亭、惜陰書屋、竹苑、斗洞、獅山、八角池、笔生花館、帰寄廬、小蓬瀛、紅蕖書屋、鳳来峰、読雲軒、沐英澗、留芬閣で構成されています。嶺南庭園の精髄と江南庭園の特色を表現しました。園内にて清の時代乾隆年間(1736‐1795年)に評定された“羊城八景”の彫刻品が保存されています。今までは世界唯一の清代の旧羊城八景の色刷りガラスの貴重品であり、“国家一級保護文物”として初歩的に認定されました。園内の文物は李兆洛、李文田、何紹基など有名な書の大家の書道作品が保存されています。清暉園の遺留した状元堂の看板は清代の書家梁同書により書かれました。

   清暉園は明の時代の状元邸であり、清の時代は龍家の子孫は“一門三進士”を誇りにし、当時は広東省有名な学者風の家庭です。

   清暉園は鄧小平、趙紫陽、胡耀邦、李宗仁、郭沫若、何香凝、蔡廷鍇などの元中央指導者及び社会知名者を接待したことがあります。

   2007年に清暉園は国家観光局に“国家AAAA級景区”に認定され、2013年に、国務院に第七陣の“全国重点文物保護単位”として発表されました。