福州は中華人民共和国福建省の省都で、榕城と称される歴史の古い町で、国家歴史文化名城に指定されています。総面積が11968平方キロメートルで、総人口が約734万人(2014年)います。福州は明清の時代には琉球館が設置され、琉球王国との交易指定港でありながら、武夷山に源を発するミン(ミンは門構えに虫)江下流に位置する港湾都市でもあります。
福州は亜熱帯性海洋気候に属するため、四季を通じて暖かく、年平均気温が20~25℃で、最も寒い1月でさえ平均気温は6℃を超えています。また、年平均降水量は900~2100ミリあり、降水量が多いことも特徴として挙げられます。
福州は中国優秀旅行都市で、名山、名寺、名園、名居を数多く持ち、浜海、山水園林旅行都市として独特な風貌を持っています。鼓山、于山風景区、白塔寺、平潭海壇などの人気観光スポットが挙げられます。