潯陽楼

 潯陽楼は、民間の酒楼で、小説「水滸伝」に登場する楼閣。「水滸伝」の中で宋江は酒に酔って政府を批評する詩を書くのだが、その場所が潯陽楼。唐代の創建で、清の康煕年間(1622~1722)まであったが、その後破壊され、現在の建物は1986年に再建されたもの。
 4階建てで、1階は陶製の像を展示、2階は忠義堂といい、宋江が詩を書いた場面が再現されている。3階は書画展示室、4階は茶室(展示のみ)になっている。