花径公園

花径公園は廬山中に位置しており、「花径」とは「花の道」を意味している。李白や杜甫、韓愈と共にその名を残した唐の大詩人、白居易が詩を残した場所として有名である。
白居易は815年に江州(現在の九江) 司馬に左遷されて来たのだが、特に廬山が好きだったという。この土地の満開の花、仙境に感動した白居易が即席で大林寺桃花という詩を作り、後に石上に「花径」という二つの字を刻んだと伝わる。
公園に造成されたのは、1930年「花径」の石刻が発見され、考証学者たちが白居易の親筆である明らかにして以降である。
現在、白居易の草堂も公園の中に復元され、多くの観光客たちが白居易の親筆を捜して訪れている。