クズルガハ烽火台(克孜尓尕哈烽火台)

 クチャの西10キロ。漢の時代の烽火台。漢は班超を使わし西域諸国を平定するが、その時、クチャには西域都護府が置かれる。匈奴との戦い、諸オアシス都市との抗争の最前線での情報伝達のために多くの烽火台が築かれたが、そのなかでも最も古い部類にはいると考えられれている。高さ16メートル。上が展望のための台になっており、それを囲んでいた木の柵を今でも確認できる。