菜の花の季節(その一)
2012年02月16日
羅平は雲南、貴州、広西三省の境界にある町で、「鶏鳴三省」と評価されている。羅平は山や湖に恵まれた理想的な遊覧地で、毎年、春節の後の羅平ダムは菜の花で溢れ、淡い香りが漂い、世界でも貴重な金色に輝く海を創り出す。羅平菜の花の満開期は毎年2月20日から25日までで、町の北東方向にある金鶏峰を登ると、菜の花畑が遠くの山の先まで広がる雄大な眺めを見ることができる。羅平の九龍滝周辺には「布依族」が住んでいて、毎年旧暦2月2日に隣省貴州や広西の「水族」など若者が祭りの衣装を着て、この地に集まり、滝の音と共に美しい恋歌を歌ったり、「高足踊り」「野毛人踊り」を踊ったり、非常に盛り上がる祭りだ。同時に、「白果肉丁」「竹裹粑粑」「餌丝」など地域独特の美味しい食べ物もあり、菜の花が満開の時期には「菜の芽あえ」「菜の花炒め」を食べることができる。
清遠菜の花畑は英徳国家公園にあり、英徳菜の花谷は広東省唯一の大規模菜の花畑であり、深圳に最も近い菜の花テーマ観光地でもある。観賞時期は毎年2月初めから4月末までで、2月が満開時期となっている。清遠の菜の花は比較的に長く咲き、一般的に5月中旬までに散っていく。美しい菜の花の風景を見てから、近くの英徳茶葉世界に立ち寄ることもできる。
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