中国で菜の花が最も美しい七箇所(その二)

2012年02月20日

 
「観賞地点」雲南省昆明市羅平
「観賞時間」毎年2月中旬
 
  バスで昆明市を出て、石林を過ぎ、師宗県を経てから菜の花が次第に見えてくる。菜の花を最も多く見ることができるのは平県に入ってからだ。
  この時期に雲南省平の土地は例えるならベベンの田園を奏でているようで、丘陵の中の石林は楽章の一番低い音符で、黄色い菜の花は五線譜の最高音で、旋律の高潮を導いて、人々を魅了していく。その中で中間調は褐色の雲南の地面で、点在する村々と青々とした稲田もその旋律に合わさってくる。農夫と役牛は楽章のジャンプ音符で、人と自然の調和を満ちた世界を表現してくれる。