中国で花の姿を追い、春にお進め花見の名所

2012年02月29日

  今年、中国の春は少し早めに到来し、体はまだ寒さに耐えなければならないが、花は至る所に咲き誇っていて、人々は外出し旅行する気持ちになる。
 
「原野菜の花」
地点:雲南省羅平
時間:2月中旬~3月中旬
 
  羅平で菜の花を撮影する最も良い場所は羅平県城北東方向の金鶏峰にある。金鶏峰観景台から下を見ると、海のような花畑の波が漂っている綺麗な風景を見ることができる。花の海の中に小山と村が点在して、まるで仙境のようだ。
  県城の北方の牛街に「千丘田」という場所があり、そこでは菜の花と冬小麦と野菜など入交じって植えられ、逃されない撮影ポイントだと言われる。
 
ほかの花見名所:
江西省婺源
  3月初め頃~4月中旬は婺源の菜の花の満開時期だ。町の石板路を歩いて、溪河石造アーチを渡し、黄色く輝いている菜の花畑は遠山、近くを流れる水、住居の白壁や瓦の黒を一体として、桃源郷に入るような感じがする。
 
珠江三角:最も早く菜の花を咲かせる
  北方はまだ氷の世界を続いていて、江南はまだ寒い雨と雪を降っていた時に、珠江三角洲ではもう太陽の日差しを浴びている。広東で三、四月に待たずに今でも一面の菜の花を見ることができる。
  広東省東莞市橋頭鎮は去年9月に蓮湖に菜の花の種まきをして、300ムー蓮湖を格別の菜の花畑に作り出そうとしていた。夏に蓮湖ではハスの花を見ることができるが、今ここでは菜の花の世界になっている。
 
「山上の白い花」
場所:貴州音寨
時間:2月~3月
 
  貴州音寨は特別な花見名所だ。毎年春が来る時に、菜の花、スモモの花と梨花は同時に咲き誇って、とても綺麗だ。山上は白い梨花とピンク色のスモモの花で、麓と河畔は黄色い菜の花で、「金の海」と「雪山」は互いに引き立て合って趣がある。
  毎年の三月にも「金海雪山文化旅行節」が行われる。花見のほかにも、布依族恋歌、雲霧春茶、山歌大会など活動があり、「中華布依第一」の風情を楽しむことができる。
 
ほかの花見名所:
広州市従化
  溪は別名「李花村」で、3月にここは到る所に咲き誇っているスモモの花とモモの花に囲まれている。
 
「チューリップ花畑」
場所:四川省石象湖
時間:三月、四月
  うららかな春の三月に、美しいチューリップは咲き始めた。アジア最大規模のチューリップ祭――石象チューリップ祭は毎年四川成都蒲江県石象生態風景区に行われる。チューリップが好きな観光客は遠くのオランダに行かずに、ここでもチューリップの世界に酔いしれることができる。
  百ムーある芝生にはチューリップ百万本も植えられて、黄色、白、紫色、ピンク色、茶色各色の花があり、一枚花びらあるいは複数花びらのある花もある。
 
ほかの花見の名所:
杭州太子湾公園
  杭州太子湾公園はチューリップの花見名所の一つで、毎年の3月20日~4月10日に、チューリップと桜は同時に咲き誇って、いろいろな色彩が輝いている。白、黄色、赤、紫、ピンクなど色のチューリップがあり、夕日に照らされて、一層美しくに見える。
 
「桜の道」
場所:武漢大学
時間:3月末~4月初め頃
 
  毎年3月末~4月初め頃に、武漢大学の桜は雪をかかるように咲き誇っている。最も良い花見ポイントは「桜園」にあり、ここでは主に小日桜で、早桜、晩桜と枝垂れ桜など六種類の桜がある。ここの桜は花色が豊富で、枝が多く、花期がぞれぞれだ。満開時期の桜園ではまるで桜の海のようで、無数の観光客を魅了する。
 
「春の梅」
場所:湖北省武漢市東湖梅園
時間:1月18日~3月18日
  梅は温度に敏感で、暖かくなるとすぐ開花する。まるで春の到来を知らせるように、梅を見ると、春の気配が感じられる。
  今年の春は早めに来るため、全国各地の梅花見名所は前より早く梅祭を開始する。その中、武漢東湖の梅祭は時期が長く、特色の活動もある。百本以上の古梅と三百以上の種類の梅が展示され、その中の一番歴史長い梅は800年樹齢もある梅だ。
  梅園の景色は美しく、散策と撮影にとって良い場所だ。園内は「中国梅文化館」があり、中には評価される梅園十景を楽しむことができる。
  伝統的の梅花見のコースのほかに、「水上梅花見」という船で楚河と漢街を遊覧し、園内の梅花見をするコースもある。
 
ほかの花見名所:
貴州省荔波
  1月12日~2月12日は荔波の梅祭が行われる。荔波の洞塘木槽は梅花見の最も良い場所だ。1月中旬~2月末に、洞塘木槽村近くのカルスト原始林での2万ムー以上の野生梅は同時に咲き、赤、緑、黄色など色の梅は夢幻い梅林の世界になる。
 
南昌梅湖公園
  初春に梅湖の蝋梅が咲いていて、雨の中で香が漂っている。
 
「モモの花」
場所:チベット林芝
時間:3月15日~4月30日
 
  林芝では三面の山に囲まれている花見名所があり、「桃花沟」と呼ばれている。桃花沟は天然野生の桃林で、流れが通している。毎年の三、四月に寒さはまだ感じていて、遠くの山上はまだ雪が覆っていて、桃花沟ではモモの花もう咲き、春の気配がする。
  2002年に創設してきた林芝桃花文化旅行節はまもなく十年目に迎える。今回の桃花節は2012年4月1日に行われる予定で、「桃花村」と称された嘎拉村尼洋河で「桃花節十年祝賀会」というテーマイベントも行われる。そのほか、撮影作品展覧会、布藏族と巴族など各民族服装展覧など活動もあるという。
 
他の花見名所:
広州市白雲山桃花
  白雲山黄婆洞ダムの近くの桃花澗では毎年の二月は桃の花の満開時期だ。二月下旬~三月中旬に、ここのモモの花は坂と谷に沿って咲き誇って、ピンクの世界になった。
 
「杏の花」
場所:新疆新源県吐根天然杏花沟
時間:4月
  うららかな春に入ってから、伊犁河谷はとても美しい景色が広がり、山上と草原の花は次第に咲き、最も咲くのは杏の花だ。
野生の杏の花は静かな根郷で咲き誇って、まるで桃源郷のようだ。