広西国際貨物列車を「丸消毒」

2021年03月19日

    広西チワン族自治区とベトナムとの国境地点には、列車専用の消毒システムが設置されている。重量は1千トンをゆうに超え、長さは100メートル以上という国際貨物列車が通過するたびに、高圧式噴霧器20個が自動で作動し、消毒剤を噴射して消毒が行われる。列車がこの国際貨物列車専用の消毒設備が設置されているエリアを通過する時は、40キロ以下に速度が落とされ、1回に車両30両分、長さ約400メートルの消毒をすることが可能だ。
   また、消毒システムには専門スタッフが配属され、ダイヤに基づいて、毎日十分な量の消毒液を準備し、消毒がきちんと実施されているか監視カメラを通してリアルタイムでチェックしている。列車が通関地に到着すると、鉄道当局は新型コロナ対策に基づいてさらに消毒を2度実施している。