雲南広南チワン族の人々は「接皇姑」を迎え

2012年04月23日

当地の人々は「皇姑」が亡くなった「马蹄井」の近くで叩頭の礼をしていた。
 
 チワン族の少女は「皇姑」に線香を上げていた。
 
4月23日、雲南文山チワン族ミャオ族自治州は360年歴史を持っているチワン族の民間祭――「接皇姑」(皇姑を迎えるとの意味)を迎えた。老若男女を問わず、みんな踊りながら、「皇姑駕籠」で「皇姑」が下界に下りるのを迎える。「接皇姑」は明時代の皇帝崇禎皇帝の妹安化姫を記念するための祭である。安化姫は広南県での一つの「马蹄井」(馬蹄形の井戸)の近くになくなったと言われている。当地の伝統によると、いくら時間がかかっても、ひとつの昆虫か動物は自分で「皇姑駕籠」の中に入ったこそ、「皇姑」は正式に下界に下りたことになる。