四川劇
2012年05月31日
四川劇はすでに300年余りの歴史を持ち、重慶、四川と雲南、貴州地区にはやり、重慶の主な地方劇です。
四川劇は昆腔、高腔、古琴、弾戯、灯戯の5種四川方言の調子でセリフを語り、歌を歌います。うち、高腔の曲目は豊かで、歌う調子が美しく感動的で、最も地方色を備え、四川劇の主な歌い形式です。四川劇の合唱は、合唱、重唱などの歌い方があり、雅やかで魅力的です。四川劇の言語は溌刺と、ユーモアたっぷりで、純朴で色濃い民間風に満ち溢れています。ステージでの公演は厳しく公式的なしぐさを採り、踊りの造形美と立ち回りの技法に凝らし、精緻を求める。伴奏楽器は銅鑼などの打撃楽器を主とし、「主割の歌、七割の打撃」さえ言われてきました。演目は殆ど歴史名著、神話物語、民間伝説、古代小説及び説話などから取材しました。台本の喜劇色は濃く、悲劇にしろ、厳粛な劇にしろすべて喜劇手法で披露します。