「中国第一王陵」熊家塚は国慶節正式に開放
2012年09月14日
今年国慶節の連休期間、「中国第一王陵」と称される熊家塚遺跡博物館は正式に対外開放する。その時、観光客は熊家塚古墓の主塚、副塚と車馬坑を見学することができるようになる。
熊家塚遺跡は湖北省省級重点保護古墓であり、荊州市荊州区北西部から40キロ離れた川店鎮にある。熊という名前は楚国王室の名前である。熊家塚は今までに知られた楚国高級貴族墓地の中で規模が最も大きい、規格が最も高い、レイアウトが最も完備な墓である。考古界で「北に兵馬俑があり、南に熊家塚がある」と言われている。
熊家塚遺跡博物館は主塚、副塚、車馬坑、排葬坑と壕などから成る。墓を通じる坂道がある。墓は「甲」という文字の形にした木椁墓である。主塚の南に排葬坑が56あり、四列に分けて北南に向いて均一に並んでいる。一列ごとに14の排葬坑がある。棺桶の面積は248平方メータに達して、中国で見つかった帝王棺桶の中で最も大きいと言われる。
遺跡の神髄と称される車馬坑は見学のポイントである。車馬坑の展示ホールは序ホール、車馬坑展示ホール、エビローグホールと言う三部分に分けている。序ホールで熊家塚遺跡についての考古成果を展示している,車馬遺跡展示ホールは主車馬坑であり、エビローグホールは小型車馬坑と専門馬坑である。車馬坑の西側に設置した観光用歩行梯子で車馬坑の頂上まで上がれば熊家塚遺跡博物館の全体が見ろすことができる。