広西世界遺産申請項目が中国世界文化遺産予備リストにランクイン
2012年11月21日
花山岩画
霊渠
北海
トン族風雨橋
11月7日に国家文物局は全国世界文化遺産工作会議で更新した『中国世界文化遺産予備リスト』を発表した。広西チワン族自治区のトン族村寨、花山岩画文化景観、霊渠、海上シルクロードという四つの世界遺産申請項目がすべでランクインしている。
花山岩画は左江流域岩画の典型的な代表であり、世界でスケールの最も大きい古代岩画の一つでもある。高い芸術価値と歴史価値を持っている。近年に風化などの自然の損害を受ける危機に応じて大規模の保全と修繕作業を行っており、保護技術、保護企画などの面で顕著な成果をあげた。
霊渠は世界で最も完全に保存された古代水利工程の一つであり、秦代に建築してから現在に至る2200余年間に渡ってもやはり重大な役割をしている。2006年以降、興安県は霊渠の修繕工事を行っており、周りの環境はよく整えている。
海上シルクロード項目は2011年に北海は広州、漳州、泉州、寧波、揚州、蓬莱と連合して共同に申請したものである。北海は古代海上シルクロードのスタートの一つであり、数多くの文物、史料と遺跡が残されている。
トン族村寨項目は広西の三江トン族自治県は貴州省と湖南省と連合して共同に申請したものであり、トン族村を25含んでいる。代表的なトン族建築が完全に保存され、伝統的な民俗と手芸などがよく伝承されている。