旧暦の六月六日 龍脊の金坑瑤寨で「紅衣」を見学
2014年07月04日
旧暦六月六日(新暦の7月2日)の晒衣節(または紅衣節とも呼ばれる)は龍脊紅瑤族で春節以外もっとも重要な伝統的な祝日です。毎年六月六日の日に太陽は大地を照らし、家々はタンスの中に入れられた花衣、飾衣、花裙を出して干します。家々のベランダー、廊下に一列一列色とりどりの衣裳は鮮やかなことから「晒衣節」と呼ばれたわけです。
旧暦六月六日に、金坑瑤寨は来客が引きも切らず詰めかけ、非常に賑やかです。お嫁になった娘さんと他所の寨で婿入りをした息子さんが毎年この日に家鴨、お酒とプレゼントなどを担ぎ、子供を連れて一緒に嫁ぎ先まで帰り、一家団らんの食事します。家々は粽を作ってお祝いします。
その日に、紅瑤同胞は遠くから来た来客に献歌、献舞を行います。夜になると、棚田では数万本のたいまつに点火し、棚田を一幅美しい瑤錦(ヤオ族の錦)にスケッチさせられ、上空では更に花火が上げられきらびやかで夜景の瑤寨に幾分人を魅惑する情調を増やしています。夜、村の男女老少は華やかに着飾ってきて、大型キャンプファイヤーに参加し、歌ったり踊ったりして、思いきり狂喜します…