中国チベットラサショトン祭(2014年)は8月25日に開幕
2014年08月22日
ラサ市の伝統的なショトン祭りは
ショト祭りはチベットで非常に重要な祝日の一つで、中国の無形文化遺産として、中国国務院に登録されました。毎年の6月末から7月の初め頃(チベット暦)まで約一週間の間に行われます。チベット語では「ショ」はヨーグルト、「トン」は食べることを意味し、ショトン祭りとはつまりヨーグルトを食べる祭りです。
ショトン祭りは11世紀の半ば頃から始まり、最初は純粋な宗教行事でした。それについて、次のような伝説があります。春になると、天気が暖かくなり、虫がみんな地中から這い出てきました。仏教の戒律により、殺生は一切禁じられています。虫を踏み殺さないようにゲルク派の戒律は4月から6月の末(チベット暦)まで僧侶は一切寺院で静かに修行をするように決まりました。6月末になってから初めてお寺を出て、下山が許されました。すると、人々はヨーグルトを出したり、屋外でチベット芝居を催したりする方法で僧侶を慰労しました。
「今回のショトン祭りは「美しい故郷と幸せなラサ」を主題にします。その間、デプン寺とセラ寺仏像展示の儀式、チベット芝居の演出、タンカ(チベット族の水彩仏画)芸術博覧会、チョモラマ峰写真展、チベット美食展などのイベントがあります。」と2014年ラサショトン祭り組織委員会の常務副主任、ラサ市副市長の呉亜松がそのように紹介しました。