中国の旅行者は「花季」の主力に 一部の花見ツアー料金が逆に下がった

2018年03月15日

   春はいろいろな花が咲き、国内外の花見スポットで観光客が湧き出ている。各オンライン旅行サイトのデータによると、中国旅行者はすでに桜季節旅行の主力になった。


   三月と四月は国内花見の良い季節である。「賞花」というキーワードの検索で、ネットで予約できるツアー行程は1000余りで、団体ツアー、自由旅行、一日ツアーなどがある。統計によると、携程(Ctrip)APPで油菜花(菜の花)、桃花、桜花の検索は前月より500%の成長を超えた。ネットでの検索と予約のデーターによると、今年国内では歓迎される十大花見旅行商品は次の通り:江西婺源の菜の花、無錫鼋頭渚の桜花、杭州西湖の桃花、チベットニンティの桃花、雲南羅平の菜の花、武漢大学の桜花、洛陽の牡丹、井岡山のツツジの花、上海顧村公園の桜花、湖南農業大学の菜の花。観光地の優遇及び航空便追加などで、今年国内の花見旅行代金は例年より安い。


   毎年、ホットな花見ツアーでは訪日桜鑑賞が一番人気の一つにちがいない。現状、日本桜鑑賞商品はすでに予約のブームに入り、旅行サイトで日本、賞桜、桜花などのキーワードの検索延べ人数が同期より3倍増えた。各オンライン旅行サイト及び伝統の旅行会社は提供する日本桜鑑賞ツアー行程が3000以上ある。


   日本観光局のデーターによると、去年(2017)は延べ735万人の中国内陸遊客が日本を訪れ、一人当たりの消費額が約1.34万元。その中、三四月とも50万人/月を超えた。旅行業人士の予測で、今年の桜季節に60万の中国遊客が桜鑑賞に日本に行く。日本以外に、ヨーロッパや北アメリカ州も花見の目的地になった。データにより、オランダKeukenhof Parkのチューリップ、フランスF RowanSvard Ron Solerのラベンダー祭り、アメリカ・ワシントンの桜祭り、カナダ・バンクーバーの桜祭り、イギリスBewdley townのポピー花、ドイツbonnの桜町、イギリスcotswoldのラベンダーなどが7大人気欧米花見路線で、セールスにある程度の成長が取れた。


   人民元が持続的な値上がりと航空運輸力の増加などによって、一部の花見ツアー代金が逆に下がった。中国の観光客は出国で花見でも買い物でもいっそう実益をあげる。


(中国旅遊新聞網2018-03-14)