​生態環境部:エベレスト核心区旅行を法的に禁止するのは生態保護の有力措置

2019年03月05日


   最近、エベレストの生態環境問題は世間から注目を集めている。生態環境部発言者劉友賓は2月28日に、チベット自治区はエベレスト核心区旅行を法的に禁止するのは自然保護区の規定にふさわしく、エベレスト生態保護の有力措置であり、肯定と賛成をもらうべきだという。


   生態環境部により行われた記者会見では、エベレストの生態保護が大事に思われ、生態環境部はチベット自治区の関係部門とともにいくつかの措置を取っているという。


1、『エベレスト国家級自然保護区管理方法』の制作と厳格実施、『チベット自治区登山規則』の修正


2、自然保護区の管理と巡査を強める、エベレストBC5200m以下の観光スポット周辺環境の修繕、ゴミの定時的清掃チーム作り、エベレストBC5200m以上の地域のゴミ掃除を担当する高山エコチーム作り


3、基本施設の改善に力を入れる。エベレスト保護区の北門からエベレストBCまでの道にゴミ箱を設置し、エコトイレや移動トイレなどを造り、登山チームに携帯用の便器を提供する。


   現在エベレストの生態環境は改善を得られているが。しかしエベレスト保護区内の旅行開発がますます進んでいると観光客がどんどん増えていくことになる。エベレスト保護区の核心区で旅行活動をするのは自然保護区の規定に違反するのだけではなく、エベレスト保護区の生態環境にもプレッシャーを与えてしまう。


ロンボク寺


   先日、チベット自治区関係部門により発表されたが。これから、エベレスト国家級自然保護区ロンボク寺(絨布寺)以上の核心区に入る旅行が禁止とされるという。即ち、ロンボク寺までしか行けなく、エベレストBCまでは入れなくなっている。また、エベレスト保護区核心区内の旅行キャンプ場をロンボク寺100m以内の実験区へと移動した。


   新しいキャンプ場はもとより2キロ下がり、観光客のエベレスト観賞には影響が及ばないという。


   生態環境部は政府と関係部門にエベレスト保護区の管理を促進させ、エベレストのゴミ清掃に力を入れ、旅行中の生態保護を継続し、違法的問題を解決することで、大切な自然遺産・エベレストを守っていこうと考えている。