「旅行狂想曲」がマカオで奏でる

2019年12月11日

                               


   面積が約30平方キロメートル、人口が約60万人に過ぎないマカオは、今年の観光客数が4000万人を突破する見通しである。「一国二制度」方針の成功が実践に基づいて、1曲の独特な文化味わいの「旅行狂想曲」がこの南方の小都市で奏でている。データによると、1999年に返還の際、マカオの年間観光客数は約700万人に達した。2018年には3580万人に達した。今年9月までにマカオを訪れた観光客は3000万人を超えた。マカオ特別区政府観光局の文綺華局長は「マカオのこの20年間の観光発展は、中国大陸の経済の急速な発展と中央政府の多くの有利な政策のおかげだ」と言った。


   2003年、中国大陸ははマカオへの個人旅行を行われた。2008年、『珠江デルタ地区改革発展計画綱要』の中で初めてマカオの世界観光レジャーセンター建設を提案した。国家の「第12次五カ年規画」、「第13次五カ年規画」では特にマカオの発展を支持する重大な措置を説明し、マカオが世界の観光レジャーセンターに発展することを支持している。2019年、『粤港澳大湾区発展計画綱要』が正式に発表される。10月、全国人民代表大会常務委員会はマカオ特別行政区のマカオ側口岸区及び関連延伸区への管轄決定を発表した。マカオ特区政府観光局によると、20年前のマカオのホテルの部屋数は約9000室だったが、現在は4万室を超え、年間平均宿泊率は9割以上に達している。国連世界観光機関の最新統計によると、2018年のマカオの観光収入は402億ドルに達し、アジア太平洋地域では5位、世界では11位となっている。欧睿国際市場調査公司が発表した2018年度の世界100大観光地都市ランキングで、マカオの観光客数は世界第4位になった。(新華社により)