中国の歴史文化名村 吐魯番、吐峪溝麻扎村

2011年04月20日

   中国の歴史文化名村である新疆吐魯番(トルファン)市から50キロ以上離れた火焔山南部の吐峪溝大峡谷の入り口には、長い歴史文化を誇る、ウイグル族の古い伝統や民俗がよく保存された村がある。「中国第一の土庄」や「民俗の生きた化石」と呼ばれる吐峪溝麻扎村だ。

    麻扎村の先人たちは現地の自然環境や生存の必要性に基づき、黄色い粘土を利用して土の家を作った。黄土色の山に黄土色の家屋と、村の全ては黄土色だ。遠くから見ると、村の古さと静けさが際立ち、神秘的で美しい様を見せている。