オルドス地方の接客風俗
こちらの地方の方々は性格が明るくて習俗も素朴です。来客に情熱的であり、通り掛かりの人が自分の家に来てくれるならば、皆大事な客として扱うという習慣が強いです。地元では日が沈んでから来客を帰らせることはこの上もない恥だと思われるし、隣近所にも笑われることもあります。牧畜民は来客が知り合いかどうかにとらわれずに、暑い挨拶用語を交わしながら、右手を胸に付けてお辞儀をして自分の家に通します。もし鄂尓多斯地方の牧畜民の家を訪れるなら、必ずこのような熱烈な招きを受けることに違いないです。オルドス市民にとって一年中の冠婚葬祭に最も欠かせないのが「放五茶」(1、白いマフラーを捧げること。 2、ミルクティーを飲むこと。3、新鮮なミルクを飲むこと。4、羊の丸焼きで招待すること。5、席上でお酒を進めること)の風俗です。