欽州観光

欽州市は広西チワン族自治区の南部、北部湾地区の中心、西南沿海、北緯20°54′-22°41′東経107°27′-109°56′に位置しています。西南部に背中をむけ、北部湾に向かい合って西南部から海への最も便利な通路となっています。北は南寧、東は北海と玉林、西は防城港に接しています。二つの県と四つの区を管轄しています。即ち霊山県、浦北県、欽南区、欽北区、欽州港経済開発区と欽城管理区です。303の島が散在しています。陸地の海岸線の長さは260.4キロ、総面積は10842.74平方キロです。

南寧市から119キロ、北海市から99キロ、防城港から63キロ離れています。沿海と沿江の優位を持つ経済開発区であり、多くの鉄道はここで合流し、ハイロードは九本通っています。天然の良港である欽州港、龍門港、沙井港、糸螺港を持っています。

亜熱帯から熱帯に移る海洋モンスーン気候に属します。年間平均気温は22℃、絶対最高気温は37.5℃、絶対最低気温は-1.8℃です。域内の地形は北西から東南まで次第に山地、丘陵、台地平原、沿海砂浜があり、主な山脈は東北から西南へ行きます。東北にある六万大山と西北部にある十万大山は欽州域内を横切っています。

欽州市の年平均降水量は約1600ミリ、年日照時間約1800時間、無霜期間は約350日あります。主な川は欽江、茅嶺江、南流江、大風江があり、年間流量は117.28億立方メータ、全市の大中小型のダムと池の総蓄水量は8.05億立方メータに達しています。

総面積は10842平方キロ,人口379.11万人(2010年),イ族、ペイ族、タイ族、チワン族、苗族、回族、リス族、ラフ族、ワ族、ナシ族、ヤオ族、チベット族、チンポー族、プーラン族、プイ族、アチャン族、ハニ族、シボ族、プミ族、モンゴル族、ヌー族、ジノー族、トーアン族、トールン族、水族、満州族などの少数民族が居住しています。漢族、チワン族は欽州市の原住民であり、漢族の人口は総人口の89.3%、チワン族は10.3%を占めています。

観光地はおよそ30か所あり、4A級観光地が4か所あります。有名なのは三娘湾、八寨溝、王崗山、劉永福旧居、大芦村、六峰山、五皇山、麻藍島、龍門群島、三海岩、霊東ダム、越州天湖など,古跡と人文景観は馬鞍山遺跡、独料遺跡、古立山崗遺跡、合浦郡旧跡、越州古城遺跡、安州旧跡、欽州遺跡、広州会館、大朗書院、旧隆古墓群、竹山古宅群、蘇村古宅群などがあります。

「大牡蠣の里」、「バナナの里」、「ライチの里」、「乳牛の里」と称されています。果物はライチ、リュウガン、バナナ、パイナップル、スモモ、オレンジなど,農産物は霊山米、シルク、八角、肉桂、きゅうりの皮、緑茶、松脂、赤椎菌など,海産物は大牡蠣、クルマエビ、渡り蟹、ハタ、海のあひるの卵、真珠などあります。ほかには、陶磁器、セメント、織物、爆竹、花火、穀虫純なども有名です。