老君岩
老君岩は元々仙岩と呼ばれており、岩の形が老君に似ていることから老君岩と呼ばれるようになった。老君岩は左峰羅山と武山の麓に位置し、老君石彫坐像は高さが5.1m 、幅が7.3m、 厚さが7.2m、中国で現存する道教石像として国家重要文化財産に指定されている。
老君石彫坐像は最初に高い道教の廟、規模が壮大な真君殿、北斗殿などの道教建築が存在したが文化大革命で破壊されてしまい、現在は坐像は屋外に出て、周囲の大自然と一体化している。老君岩はお年寄りの慈悲深さや穏やかな表情を生き生きとして表されており、健康と長寿の象徴となっている。「老君の鼻を触ると120歳まで生きる」ということわざが泉州に住む人々の間でよく使われている。