霊岩洞国家森林公園
灵岩洞国家森林公園は婺源県から北へ約50㎞に位置し、1993年に国家森林公園に指定された。公園内は灵岩洞群、石城古樹群、石林奇観の3つの区域に分かれている。
灵岩洞群は卿雲・蓮華・涵虚・萃灵・琼芝等36の鍾乳洞から構成され、大きいものは力強く壮大、小さいものは精巧で美しさを感じさせる。また鍾乳洞内には著名人の詩が2000か所以上存在する。石城古樹群の中で特に目を引くのは17本の樹が群生する古玉蘭である。樹齢は千年を超え中国最古といえる。石林奇観は多種多様で壮観、「観山」の2文字がふさわしい。現在、観光区として開かれている涵虚・蓮華は二つの鍾乳洞が外観の中心を成し、卿雲洞は清い川の流れと百鳥台・上天台・玉佛台等の36景を備え、翠灵洞に進むと70余りある景観が芸術回廊を作り出している。
婺源までは上饒からバスで約170㎞、九江からは先ず景徳鎮へ行き婺源へ向かうのが望ましい。