文公山
文公山(原名「九老芙蓉山」)は婺源県南部、県城から西に29㎞、景徳鎮から東に80㎞に位置している。土地面積は2k㎡、主峰の海抜は315m。山腹に朱子(文公)祖先の墓が建てられていることから文公山と名付けられた。山は木々が青々と広がり、森林面積は全体の95%を占め、その中で数多くの野生動物が生息している。朱子祖墓は南宋紹興二十年(1150年)春に朱子が初めて墓参りに訪れた際、自ら24本のスギの木を植え「24孝」と称され、800年以上の月日が流れた現在でも16本が現存している。その中で最も高いものは38.7mに及び「江南南杉王群」と称えられている。その他にも文公湖・積慶亭・義積橋・仿竹亭等の景観があり、古文化の調和が文公山の絶景奇観を構築している。1985年に省級風景名勝区に指定された。