輝騰錫勒草原

   輝騰錫勒草原は内モンゴル自治区の烏蘭布察市の翼中旗の中南部に位置し、陰山の北麓にあります。北京市に430キロ離れた輝騰錫勒草原は自治区の省都である呼和浩特市から135キロ離れ、烏蘭布察市の市政府の所在地である集寧区までわずか75キロ離れています。輝騰錫勒草原は海抜が1880Mあり、東西の長さが100キロあり、総面積が延べ600平方キロメートルにも及びます。

 

   「輝騰錫勒」とはモンゴル語であり、「寒い高原」という意味です。緑の輝騰錫勒草原に合わせて99の湖が点在し、生態をバランスよく調整するばかりではなく、美しい景色もを浮き彫りにさせています。そのために輝騰錫勒草原は果てしなく広がる雄大さがある一方、南方の水郷と引けを取らない美しさを窺わせることもできます。地元では99の湖についてのお伽話が伝えられます。乾燥においても洪水においても湖水が変わらず、一枚の鏡のように一定の水位が保たれています。99湖の水により輝騰錫勒草原周辺の万物が育まれてきました。その近くの美麗図溝に天然の洞窟があり、入り口が地面まで100M高くなっています。中におよそ100人が同時に入れます。美しい岩山が重なる黒山が99の洞窟も見つかり、最大で200~300人ほど収容できます。

 

 輝騰錫勒草原は冬が寒くて夏が暑いから、年平均気温が18度に止まっています。ここは自然が豊かで、毎年5月から9月にかけて至る所に花が咲き乱れ、あたかも海のような世界に変わります。見どころが主に黄花灘と神葱溝に分布して、合わせて15か所があります。唐代以来、多くの僧侶や道士がここに隠居してきたと言われます。清の康煕皇帝も訪れたことがあるそうです。

 

 輝騰錫勒草原で観光できるコースとして馬乗りや駱駝乗り、アーチェリー、射撃、相撲見学、敖包山登り、牧畜民の家庭訪問などがあります。その時、民家でモンゴル族の独特な料理やお酒を勧められることもあります。

 

 世界でも珍しい高山芝原に属する輝騰錫勒草原は天然の観光資源を十分活用され、現在、著しい開発が進められています。西部の国の4A級の観光地を目指して現存する資源を生かしています。その中で重点的に黄花溝と窩濶台という二大観光プロジェクトを建設しようとています。今まで累計した投資額は1、49億元にも上りました。引き続き、黄花溝生態公園、窩濶台点将台、風力発電所などの8か所の観光ポイントが揃いました。窩濶台汗宮渡暇村、黄花溝クラブなどの大型の観光施設が12か所が数えられます。国級の4A観光ぽインが1か所、3A級ポイントが3か所整備されました。一日で2万人を受け入れ、7千人宿泊できる能力に達成しています。

 

 観光に一番いい季節と言えば、6、7月だと言われますが、防寒服をぜひ持参してくるようにしていただきたいです。夏だからと言って夜間の寒さを甘く見てはいけません。この季節の観光は必ずあなたに期待以上の満足をさせてくれるに違いありません。冬が極端に寒いから観光をやめた方がいいとお勧めします。

ウランチャブ(烏蘭察布)の情報