襄陽城

  襄陽城は、漢江南岸に位置する城郭。築城は紀元前201年(前漢の高祖6年)で、現在の大きさとなったのは、荊州牧劉表が襄陽を治め、新たに城を築いてから。現存する城壁は、基本的に明代のもので、周囲7.4km、高さ10m、幅1.3~1.5m。城を取り込む川は深さ2~3m、幅180~250mで、これが襄陽城を難攻不落の城とした。城内や周辺には、臨漢門、夫人城、緑影壁、昭明台(襄陽博物館)、仲宣楼などの見どころがある。