中国黄(渤)海の渡り鳥の生息地(第1期)
中国黄(渤)海の渡り鳥の生息地(第1期)は江蘇省塩城市に位置し、主に干潟とその他の海辺湿地から構成され、世界最大規模の干潟を有し、これらの干潟は生物の生長に適しており、多くの魚介類の繁殖地です。絶滅危惧種が最も多く、脅威を受ける程度が最も高い東アジア—オーストラリアの渡り鳥の移動経路における重要なハブであり、世界数百万隻の渡り鳥が移動中のとどまる場所で、換羽地と越冬地でもあります。国際的に重要な鳥類23種に生息地の提供として、世界自然保護連盟のレッドリストの絶滅危惧種17種の生存を支えています。2019年7月5日、中国黄(渤)海の渡り鳥の生息地(第1期)が世界遺産に登録されました。中国の他の全17件の自然遺産や複合遺産とは違って、塩城にある中国の黄(渤)海の渡り鳥の生息地(1期)の大部分が海であることから、今回の世界自然遺産申請が成功したのは、陸地から海に向かう中国の世界自然遺産の始まりと言えます。