賀蘭岩画

  賀蘭県西賀蘭口の中にある。
 賀蘭山は、寧夏平原西部の障壁、古くから、匈奴、突厥、党項、トルファン、モンゴルなど古代少数民族が此処で遊牧、狩猟していた。北側の石嘴山から、南の中衛までの10あまりの山に大量の岩画が発見された。約600メートルの谷の両側の岩肌に、約300の人頭像、馬、ロバ、牛、羊及び狩人が描かれ、古代の人々の生活様式、宗教などが伺える。
 これらの岩画は、古代賀蘭山地域少数民族の歴史を研究するのに大変貴重な史料となっている。