東山寺
東山寺は北海市合浦県に位置し、北海市から28㎞ほど離れており、安南王李日尊の行宮(王が外出した際に使用する仮御所)で合浦県で最も古いお寺の一つとされています。かつて宋の時代の寶山禅師が創建したもので、もともとは霊覚寺という名で呼ばれていました。明の時代(1412年)に一度修復され、その後も清の時代に何度か修復されています。寺の中には4つの中庭があり、表門には進士の喩俊のものとされる「東山寺」と書かれた額が掛かっています。ほかにも天王殿や大雄宝殿や観音殿などがあり、大雄宝殿は宋時代の建築様式の風格を残しています。