大鏡郷の農家で体験した楽しい一日(一)
2011年12月12日桂林の生活
秦さんは私たちが今度の「殺猪飯」を用意してくれる人で、日本のずうずう弁と同じように秦さんは「し」と「す」の発音の区別ができなく、話し合った時分りにくかったです。車の修理屋さん兼売店を経営する同時に、秦さんは裏庭を利用して養鶏、養豚もしています。決して裕福とは言えないけど、彼の笑顔を見て現在の生活に満足していることが分ります。
12時まで食事の仕度をするので、その時間を利用して、私たちは周辺の山へ行って、蘭を掘りに行きました。蘭を掘るのは私にとっては初めてですが、ほかの人はみんなよく行っています。それは簡単なことだと思いましたが、実際、蘭堀りをしてみると蘭は少なくて、なかなか見つけませんでした。山は険しくて、道もなく、気をつけないと荊棘に刺され、大変でした。蘭は少なくて、なかなか見つけませんでした。それによく別の草と間違えられました。一日回っても蘭を一本も見つけないこともあります。何回も蘭を掘った韓さんは今度初めて蘭を見つけました。黄さんは仲間のうちでは、蘭の専門家で、一番良く蘭を掘りました。蘭は太陽の光が当たる東と南に面する所にあるとか、木と竹の生い茂る所には成長しないとか、雨水に流されない石と切り株の下によく蘭があるとか黄さんからいろいろ教わりました。その通りで探すと、果たして、よく蘭を見つけました。蘭を探す天才だと称されました。
枯れ葉に隠れている可憐な蘭を見つけると目の前はぱっと明るくなって、疲れも無くなりました。
どっちが蘭、どっちが草か区別は難しいでしょう。右の根っ子が大きく葉っぱの色が濃いのは蘭で、左の葉っぱの色の薄いのは草です。
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コメント(2)
作者:( 「ふれあい中国」)
陸さん、貴重な体験されましたね。 九塊田というところは、山懐に囲まれて、適度の標高もあり農薬被害の影響を受けない自然食品が産出されているのですね。また奥深い山地には、低地には見られない「蘭」が自生しているなど、明日にでも飛んでいきたくなるようなところですね。 少数民族の人たちとお話ししたいと思うのですが、言葉の障壁があまりにも大きすぎる、陸さんでさえ、秦さんとのやり取りができないくらい方言の訛りがきついくらいだとすると、外国人の私との会話できませんね、特に「shi」と「si」の発音が聞き取りづらかったと、お書きになられていますが、南方人(湖南、江西、福建、広西)の捲舌音(zh,ch,sh,r)と舌歯音(z,c,s)は普通話で鍛えた人には難解という外ありません。要は、入郷随郷になりきることでしょうか。桂林滞在、あと5年もすれば聞き取り、自由会話ができるようになるでしょう! 写真を見て一言三言もうし述べましょう。 1)山並み風景 全州方向を向いて写されたのか、桂林方向を向いて写されたのか、 湖南省、「古観陽県城遺跡」、「白沙古墓群」を遥か望まれたのか? 山の嶺が続き古村が点在して恰好のハイキングロードですね。 2)豚肉の計量風景 この写真、私のお気に入りに入れさせてもらいましたよ 日本では、このような担ぎ天秤量りは、見ることがありません。私の子供のころ(1 960年頃)はよく見かけました。子豚を市場に出す前、父親と一緒に担ぎ、天秤量 りいたしました。子豚の小便を浴びることも度々でした。煉瓦造りの家の入り口に は昨年飾った「対聯」が残っていますね。あと1か月すると、また新たな「対聯」が 掲げられ春節のムードも湧いてくるでしょう。 3)裏庭ののどかな風景 母屋から伸ばした廂の上に、丸々太った鶏が3匹乗っかり、城市からお見えのお 客に鶏冠と尾羽を震わせて歓迎のご挨拶、愛嬌ありますね。その下に、無造作に おかれた衛星放送のパラボナ、アンテナ。この取り合わせ面白い。広西の山峡に あっても、CCTVが見られ桂林電視台のローカル番組が見られる、メディアは辺郷 な農村集落も変える。有りがたいものですね。 4)蘭の群落 適度の湿気があり、南面に向いた奥深い山にしか自生しない天然蘭、素人でも採 集できるとは、驚きです。子供の頃、官山(国有林)に叔父さんと、2日分の携行食 料を背負って、探しに行った思い出があります。帰りには「背負子」いっぱいのキノ コと蘭(薩摩エビネ)を持ち帰ったものです。その蘭を母が小鉢に植え替えてくれて 鹿児島の市内まで自転車で売りに行ったこともありました。特に学校の冬休みと 春休みにアルバイト気分でやったのを覚えています。 「紫尾山」にはたくさん自生していました。是非、因網で調べてみてください。「鹿児 島 紫尾山」で検索されるとでてくると思います。偽蘭と、真蘭の見分け方は、葉の 両サイドを親指と人差し指で葉の下部から上に滑らせると、つるつる感があるの が真蘭で、ザラザラ感があるのは、偽蘭です。このような識別を教えてくれた叔父 さんも今は亡き人になりました。私も、少数民族のガイドと近いうちに歩いたみまし ょう。 一部、陸さんの文章を直させてもらいます。 実際をするとなかなか難しいことだと分かりました。⇒実際、蘭堀りをしてみると 蘭は少なくて、なかなか見つけませんでした。⇒見つけることが出来ませんでした。 黄さんは仲間の中に蘭の専門家・・・・⇒黄さんは仲間のうちでは、蘭の専門家で、 いかがでしょう。陸さん、これだけの、副詞、形容詞を用いた文章を書ける外国人はあまりみかけませんよ。「て、に、を、は」の次は、「副詞、形容詞」です。桂林近郊の案内記、どしどしお書きくださいませ。期待して読ませていただきます。 翊武路、榕湖飯店前の仮寓に住む。桂林浪漫より。
先生、こんにちは。お忙しい所、長いコメントを書いていただき、ありがとうございます。この間、外甥(姉の子)の結婚式を参加するため、5、6時間かかる貴港市へ帰りました。今日桂林に帰りました。コメントの中、「陸さん」と読んでいただいて、親近感を感じ、嬉しいです。 先生は知識も生活の知恵も豊富で、私はどんなブログを書いたって、わざわざ模範文を書いたください、ご感謝いたします。「山懐に囲まれて、適度の標高もあり農薬被害の影響を受けない自然食品が産出されているのですね。また奥深い山地には、低地には見られない「蘭」が自生している」とか、「母屋から伸ばした廂の上に、丸々太った鶏が3匹乗っかり、城市からお見えのお客に鶏冠と尾羽を震わせて歓迎のご挨拶、愛嬌ありますね。その下に、無造作に おかれた衛星放送のパラボナ、アンテナ」とか「適度の湿気があり、南面に向いた奥深い山にしか自生しない天然蘭」とか私の文章の絵書きには最高です。山並風景は私の感で北、つまり興安向いて撮ったとお思いますが、間違っているかもしれません。先生の子供頃の子豚を量った体験と蘭彫りの体験は良かったですね。いつか先生のもとで真蘭と偽蘭の区別の勉強ができればいいと思います。また、先生のご指導の通りで、文章のミスを訂正しました。ありがとうございました。これからも頑張りますので、またよろしくお願いします。