老後、桃源郷みたいなこの会仙郷の村に住みたいね。

2012年10月19日中国観光ガイド

10月の桂林は豊作の季節です。そしてハイキングにいい季節でもあります。この間、桂林のハイキンググラブの36人のメンバーと桂林の郊外部の会仙郷に行きました。青空に金色の稲が映えていて、とても深いイメージーが残されました。
 会仙郷は桂林市の南部にあり、民国時代の国防部長だった白崇禧の故郷です。朝8:30桂林市から出て、陽朔に向かって321国道を30分ぐらい走って、右を曲がると、会仙郷の境に入りました。9:40分頃、「双山村」の近くでバスを降りて、「印山村」に向かってハイキングが始まりました。今度のハインキングコースは主に黄色くなった稲の景色を楽しむことです。そのほか、「印山」を登ったり、古い石橋ー「銅橋」を見物したりすることも楽しみです。印山はの「印山村」の中にあります。高さ50メートルしかない低い石山ですが、険しくて、登りにくかったです。山の頂上を登ると、周りの景色を見おろして、水田と畑の畦が縦横に走っている景色が本当に桃源郷のようにみえました。印山村を出て、「竹陂村」に移動しました。途中、稲刈りをしている村の人に出会いました。昔、稲刈りと脱穀はみんなは手作業でしましたが、今は機械が利用出来るようになりました。今の中国の農村では若者はみんな都会へ出稼ぎに行ったので、残りの人はほとんど爺さん、婆さんと母さんになり、日本の昔の「三ちゃん」と全く同じです。
12時半頃、「竹陂村」に着きました。村の人は都会から来た私たちを熱心に持て成してくれました。私たちがお邪魔したのは今年の一月に結婚した新婚さんです。私はご主人さんの白さんと色々話しました。村の人はほとんど回族の人で、彼が村の「阿訇」(イスラムの布教者)だそうです。現地の出身の白崇禧将軍も回族の方です。白さんは普段出稼ぎに出かけますが、今度は村の用事で帰ってきました。始めは白さんが田舎料理店の経営をして、私たちを招待すると思っていましたが、実際は違いました。宗教を信仰する人はやはり心の優しい人間だなと思って、感動しました。文化大革命の後、宗教を信仰する人はめったにいなくなりました。そのせいで、人々は欲張りの人間になり、お金のために何でもするようになりました。殺人、強奪、泥棒、すり、売春、汚職などの犯罪は増える一方です。都会部の生活が飽きた私は老後出来れば人が素朴で、善良で、そして人と人の間に仲良しのこの土地に住みたいと思いました。

グループのメンバーの中にヨガの練習をしている人が14人います。こんな所でヨガの練習をして、なんと素晴らしいことでしょう。





このような景色を見て、心の洗濯ができました。







土地が狭いので、地元の人はあぜ道で野菜と大豆などを栽培し、水田の中で魚を養殖します。



この人は一人で鎌で稲刈りして、寂しそうでした。

こっちは協力しあって、能率が高かったです。

稲刈りは半自動になり、楽になったし、能率もだいぶ上がりました。

農家の仕事を楽しく体験していました。



















白さんのご夫妻です。





お昼の仕度をしていました。

砂糖黍の栽培もします。

これが会仙郷の有名な「銅橋」です。

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コメント(2)

作者:( 「ふれあい中国」)

お客様からのコメント

1macco2012/10/23 17:21返信

田んぼ、稲穂がなんとも美しいですね。訪れてみたいです。

  • 2012/10/23 17:21

    コメントありがとうございました。私は実りの桂林の秋が好きです。最近、週末を利用して、桂林の周辺の農村部へハイキングによく行きました。疲れることは疲れますが、汗をかいて、さっぱりしました。ご都合がいい時、どうぞ桂林へいらっしゃい。

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