南京出発、揚州日帰り観光
2010年12月08日中国観光ガイド
08:15~10:00 南京市内→揚州大明寺
10:00~11:10 大明寺見学
11:10~11:30 大明寺→漢広陵王墓博物館
11:30~11:50 漢広陵王墓博物館見学(下にあるお墓の見学は行きませんでした)
11:50~12:10 漢広陵王墓博物館→何家宴庁(揚州では揚州料理が一番おいしいと言われているレストラン)
12:10~13:25 昼食
13:25~15:00 何家宴庁→南京市内
大明寺ーー駐車場からここまですこし階段があります。大明寺は南北朝の時代に創建された古刹で、唐の時代には、鑑真和尚が、この寺の住職を勤めました。
境内には鑑真記念堂、天下第五泉、栖霊塔それから北宋の時代に揚州の長官だった欧陽修が若者に講義をするために建てた学舎(平山堂)など、多くの史跡が残されています。
漢広陵王墓博物館ーー境内には主に西漢第一代の広陵王劉胥及び皇后の墓が展示されています。二つの墓とも帝王格式の「黄腸題湊」という埋葬形式を採用しています。その規模の広大さと構成の精巧さと言ったら、全国でも稀であるというべき大型漢代墓の一つに数えられます。今から 2000 余年もの歴史を持っています。漢陵苑の建築様式は古代を真似しています。階段を登れば、その博大さと奥深さに感動させられずにはいられないでしょう。
揚州料理ーー前菜
前菜なのに、こんな沢山でています。
まだ正式に料理が来ていなかったうちに皆お腹がいっぱいになっている気がしました。
揚州料理ーー揚州チャーハン
生まれてから初めて本場で揚州チャーハンを食べました。お米もよく炊いてあるためなのか、本当に美味しかったです。
揚州料理は唐辛子も殆ど入れないさっぱりとした味で、きっと日本人のお口によく合うと思います。
痩西湖ーー痩西湖揚州の西北にあり、総面積103.7ヘクタール、水面面積49.9ヘクタールの湖と庭園です。揚州の美しさを代表する景観として人々に知られています。湖に沿って長堤春柳という道があり、湖畔には四橋煙雨、徐園、小金山、吹台、五亭橋、白塔、大虹橋、二十四橋、玲瓏花界、吟月茶楼などの名所が連なっています。杭州の西湖を細くしたような形なので痩西湖と名づけられました。西湖の持つ豊満で艶やかな貴婦人のような美しさに対し、その形はしなやかな少女に例えられます。
四季折々に様々な姿を見せてくれる痩西湖は、古くは六朝時代から江南を代表する景勝地として知られ、多くの詩人墨客がこの湖を題材とした作品を残しました。清代には康熙・乾隆の2帝が幾度となくこの地を訪れ、周囲には土豪劣紳の庭園が立ち並んだことから「園林之盛、甲于天下(庭園の盛んなこと天下の第一する)」と言われました。また両岸にある柳と柳の木の間に桃の木が栽培され、三月になると柳絮と桃の花が一斉に咲き始めます。「煙花三月下揚州(煙花三月揚州に下る)」という言葉にもあるように、春を迎えた江南の風景は、さながら詩に描かれた世界を歩くようで素晴らしいです。
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作者:( 「ふれあい中国」)
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