フルンボイル（呼倫貝尓）大草原

   フルンボイル大草原は世界的有名な天然牧場で、総面積が10万平方キロメートルで、天然草場が80％も占め、世界で有名な三大草原の一つです。フルンボイル大草原には3000あまりの河、500以上の湖が流れており、壮大な草原そのものです。

   フルンボイル大草原は海抜が650～700メートルで西から東へ高くなっていきます。四季がはっきりとしており、世界の美しい花園と言われています。温帯大陸性気候に属し、年平均気温が0℃くらいで、年平均降水量が250～350mmです。

   フルンボイル大草原はよく保存されている草原で、針茅、氷草などの120あまりの栄養豊かな牧草を持ち、牧草王国と言われています。汚染が少しもない緑の地として、肉、ミルク、皮、毛などの家畜商品が国内外で人気を集め、大量に輸出しています。

   果てしなく広がっている緑、延々と起伏している大興安嶺、美しい呼倫湖と貝?湖を加え、まさに北国の壁玉、世間天国そのものです。

   お客さんが訪れたら、牧民は下馬酒で出迎え、歌を歌い出し、「哈達」（チベット族などの絹の反物）を渡すという素朴な民俗風情が残っています。新鮮なミルク、ミルクティー、チーズ、豪華な羊の焼き肉など、たくさんのグルメが続々と出てきます。こちらで敖包祭りが楽しめ、レスリング、アーチェリー、競馬なども見学できます。

   フルンボイル大草原の最適な旅行時期は夏の5月中旬～9月中旬で、冬の11月～来年の2月中旬です。