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平遥のシンボルである平遥古城は1370年(明の洪武3年)に築かれ、その後、25回にわたる修復を受けながらも創建当時の姿を伝えている。基底部の幅9~12M、上部の幅3~6M、高さ約10Mごとに敵楼とよばれる72の櫓が築かれている。 東西の城門はふたつずつ設けられ、城壁が突き出た部分は防御施設で、墩台と呼ばれる。もともとは城壁上に6つの重層の城楼と四隅に角楼が築かれたが、現在は北城楼と東南の奎星楼がそびえるのみ。城壁へは拱極門から上がることができ、城壁の内側には大砲や兵士の像などが置かれている。
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