関林廟

三国時代の蜀の武将関羽(未詳~219年)の首が埋蔵されていると伝えられる廟。関羽の主君に対する一途な忠義心は、民衆の支持を受け続け、今日では商売の神として信仰され、世界中に廟が建てられている。
廟内は龍頭柏をはじめ、翠柏の木が生い茂っている。主要建造物は明代のもので、舞楼、山門、儀門、拝殿、二殿、三殿などが配置され、三殿のうしろには関羽の首塚と石坊がある。