中国近現代史遺址博物館

 中国近現代史遺址博物館は、600年の歴史を持つ江南様式の庭園である煦園の中に位置する博物館。
 煦園は、明代には漢王の庭園であり、清代には地方高官の庭園となっていた。太平天国の時代には天朝宮殿の一部だった。また、辛亥革命(1911年)後には、中華民国臨時政府の中心である総統府も建てられた。
 園内は3つのエリアに分かれており、中区には旧総統府や、総統府に関する資料館がある。東区には行政院が、西区には臨時大統領事務室や国民政府参謀本部などがある。