新疆タリム河流域に秋のコヨウ(胡楊)は黄色く染めている

2012年10月15日

           

 

  秋の半ばに入り、中国の90%以上の胡楊が分布する新疆タリム河流域での胡楊林は一層黄色く染めていた。青い空の下で、金色に輝いている胡楊林は綺麗な風景になっている。
  胡楊は中国西部の沙漠で生長している珍しい木の一つで、特に1億数年前も姿が現れた。「第三紀生きた化石」とも称されている。胡楊の寿命は非常に長く、3千年も生きていけると言われる。胡楊は長期沙漠で生長してきて、発達している根系と頑丈な幹をもって、風と砂ぼこりを防ぎ、オアシスを保護する。